農業収入ゼロの百姓が気ままに綴る日々
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香木の森20年

2011/07/09(土)
 島根県邑智郡邑南町(旧石見町)が「香木の森」というハーブ園を開いて20年。
 若い女性を1年間、研修生として採用し園の管理とハーブの加工を教えた。応募要件は県外に住む独身の女性。月7万円(のち9万円)の研修費と住居つき。毎年、100人を超す応募者があり、6人だけが選ばれた。嫁飢饉対策の下心が見え見えのこの制度、動き出してみると、思わぬ反響が広がった。
 「農家の嫁には絶対ならない」と大見得を切っていた彼女たちの中に、地元に根付く人たちが現れたのである。20年が過ぎて、地元の男性と結婚した研修生が20人、生まれた子供が32人。それだけではない。地元男性と結婚はしなかったものの、県外へ戻って行った女性たちが、第二の故郷・邑南町への熱い思いを発信する広告塔になっている。
 彼女たちを世話した役場職員が、退職後もログハウスのカフェレストランを開いて、OG会や里帰り、果ては身の上相談まで引き受けている。もう70歳をとうに過ぎたこの元役場職員氏、彼女たちから「じっちゃん」とよばれて慕われている。
 過日、愛媛県出身の元研修生で広島に住む女性にインタビューしていたら、なんと彼が「梅をもいだけえ、漬けときんさい」と雨の中、軽トラックに乗って、県境を越えてやってきた。熱烈な恋愛、結婚、出産、そして離別という波乱に満ちた半生を生きる彼女を、じっちゃんはいまも支え続けているのである。彼自身、難病に苦しみながら、こうして見せる温かい思いやり。すでに100人を超えた研修生は、こうした人たちとつながりながら、いまを懸命に生きている。
 先週末、三次市に住む1期生と会った。夫が失業し、7月末に広島市へ引っ越すという彼女「大学の4年間より、香木の森の1年のほうが濃い時間だった」と振り返った。
 お役所仕事にも、すばらしい仕事がある。
 
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by shimazuku | 2011-07-09 18:47 | 中国山地 | Trackback | Comments(0)
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