流行遅れ大賞 2017/12/01
きょう発表の今年の流行語大賞。「インスタ映え」と「忖度」。
今年に入って何人かの知り合いから「インスタ始めたよ」とメールをもらった。メールの指示通りに開いてみると、確かに写真が載っている。ただそれだけのこと、としか僕には思えない。
「インスタ映え」が何で流行語大賞なのだろう。半ば負け惜しみなのだが、フェイスブックにしてもツイッターにしても、SNSの意味がいまだにのみ込めない。だから昨年フェイスブックを始めてはみたものの、それを深化させようとは全く思わない。というか、深化させることができない。どこかの大統領のツイッターなど関心はほぼゼロ。
悔しいので、ネットで「インスタグラム」を検索してみた。すると「iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで、写真や動画を簡単にシェアすることが出来るアプリ」とある。
そもそも僕はスマホ以前にケータイもかろうじて電話機能を使える程度なのだ。iPhoneもAndroidも僕の理解をはるかに超えている。だからとてもインスタグラムには近づけない。悲しい、情けない。
ああ僕はデジタル弱者なんだ。
告白しよう。毎年、この季節になると、年賀状のあて名印刷で四苦八苦する。エクセルで名簿を作成してもう20年近くになろうかというのに、あて名印刷がままならない。仕方ないからあて名用のシールを買ってきて、これに印刷する。このやり方ならなんとかできる。
せめて学生とワイワイやっているころにケータイの操作を教わっておけばよかった。孫たちがスマホをいじっているのを見習っておけば…。後悔してみても、時すでに遅し。だれも僕のことを忖度してくれない。