農業収入ゼロの百姓が気ままに綴る日々
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言葉、言葉、言葉  2017/10/23

衆院選公示前に小池百合子が発した一言「排除します」。これで希望の党は絶望の淵に沈んだ。見え見えの奇策解散で沈没寸前だった安倍政権は、この一言で救われた。

「こんな人たち」発言で都議選に大敗した自民党といい、今度の希望の党といい、責任ある政治家の言葉は政治の流れを180度変える。

都議選に懲りて、安部は福島の田んぼを背に選挙の第一声を発せざるを得なかった。ヤジが怖くて遊説日程を非公開にした。自身の選挙区で元森友学園名誉園長のメディア取材をシャットアウトした。

それでも小池の「排除」のほうが強烈だった。だから「希望」は排除され、野党第一党にすらなれなかった。一方、小池の言葉通りに排除された人たちが「立憲民主党」を立ち上げて戦い、野党第一党を手中にした。

<WORDS WORDS WORDS> これ、ハムレットのセリフだった?

<SILENT IS GOLD> というセリフも確かあったなあ。


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# by shimazuku | 2017-10-23 17:17 | Trackback | Comments(0)

藤沢周平の故郷へ 2017/10/21

17日から3日間、学生時代の気のおけない7人の仲間と山形県鶴岡市を訪ねた。当地に同級生がいて、そこで年に1度の同期会という次第。昨年も全く同じ時期に小豆島に行った。

行きは京都から深夜の高速バスで11時間。後期高齢者には無謀な計画だったが、早朝、日本海の波が打ち寄せる湯野浜温泉に無事たどり着いた。

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年前の夏、友人との東北1周の旅もここからスタートした。
当時の記憶と言えば雷鳴のような波音で一睡もできなかったことだけ。卒業して漁業会社を営む同級生が、古い写真を見せてくれた。それでやっと、泳いだり、ハマグリを採ったりしたことを思い出した。

この温泉、藤沢周平の代表作「蝉しぐれ」の感動的な終章の舞台に擬せられている。主人公・文四郎が、幼馴染でのちに殿様の側室となった女性(おふく様)と再会する場面。引き裂かれた二人が中年になって初めて、密やかに結ばれた温泉…。

海岸が延々と続き、鳥海山の山すそがかすむあたりまで40キロも続く。海岸に沿って黒松の砂防林がのびる。安部公房の「砂の女」の舞台も、砂の堆積に翻弄されたこの地の北の端だという。

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     <写真=延々と続く砂の海岸。右奥にかすむのが鳥海山>

すぐ近くに、クラゲの展示世界一を誇る加茂水族館がある。近くの海と川に生息する魚とクラゲの水槽だけというユニークな水族館。ボランティアガイドの説明に思わず引き込まれた。

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       <写真=加茂水族館のクラゲ展示水槽の一つ。白いのがクラゲ>

次の日、念願だった藤沢周平記念館へ。再現された書斎、全作品の実物、作品の背景となった出羽三山、鳥海山の地形、海坂藩という架空の藩地図(実際は庄内藩)。作品にしばしば登場する食べ物(コダイ、赤かぶなど)や生活習慣、映画やテレビ作品の紹介など、小ぢんまりとしたたたずまいながら、行き届いた展示だった。

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     <写真=藤沢周平記念館の玄関。館内は撮影できない>

 帰途は鶴岡から新潟まで列車、新潟からは空路伊丹へ。短いが心に残る旅だった。


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# by shimazuku | 2017-10-21 11:02 | Trackback | Comments(0)

身勝手解散・総選挙 2017/10/12

総選挙の公示から3日目。選挙カーの「お願い」が遠くで聞こえる。今朝の新聞各紙を読んで、思い立って期日前投票に行ってきた。

新聞の序盤情勢によると「自公300議席に迫る勢い」らしい。あれほどにぎやかだった希望の党の船出も、ユリコ代表の思い上がりからか、次第に白けてきた。

幸か不幸かわが広島3区にはユリコ党の候補はいない。共産党も立候補をとりやめた。ポスター掲示板には6人の候補のうち4人(無所属、自民、維新、幸福)しか掲示してない。きっと運動員を確保できなかったのだろう。

自民は「安倍の補佐官」が売りの男が、「今度こそ大臣」と言っている。この人、選挙のためなら土下座もいとわない。お祭り、運動会、敬老会に顔を出す。まるで市議会議員並みだ。一度、そばに寄ってきたので、議員バッジを見ながら「どちらの議員さんですか」と聞いたら、いやな顔をして立ち去った。

松下政経塾の出身というが、この肩書をひけらかす人にまっとうな議員はいないようだ。そういえば民進党を解体した前原さんも塾正だったらしい。

広島3区には元東京都議の肩書を持つ39歳の女性候補がいる。都議会で質問中にセクハラやじを受けて名をはせた。民進党から立つ予定だったが、党が事実上解体し、希望の党にも加えてもらえそうにないというので無所属で出ている。元モデルで放送作家だったらしい。なぜか連合広島が応援している。

それにしても、あの嘘つき総理の国会答弁はもう聞きたくないなあ。


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# by shimazuku | 2017-10-12 15:38 | Trackback | Comments(1)

雨読メモ 10/17 『未来の年表』 2017/10/02

 

朝から雨。山も田も、あらゆる景色が煙っている。コスモスの薄紅がかろうじて識別できる。

1週間あまり続いた草刈りも終わり、きのうはサツマイモを掘った。刈り取りを終えた田んぼを、春に備えて耕運する仕事が待っている。でも、この雨でしばらくはお休み。

          **********

日に日に日没が早くなって、本を開く時間が伸びる。いい季節だ。

『未来の年表』(河合雅司著・講談社現代新書・6月刊)

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2020年  女性の半数が50歳超え

2024年  国民の3人に1人が65歳以上の「超高齢者大国」に

2025年  東京都も人口減少へ

2026年  認知症患者が700万人規模に

2033年  全国の住宅の3戸に1戸が空き家に

2042年  高齢者人口がピーク(4000万人)に

人はだれも、いやな現実は見たくない、考えたくない。でもこれから起こるであろう現実は、ほぼ上の年表の予測に従って推移する。「待機児童ゼロ」だの「高等教育無償化」といった小手先の弥縫策は絶対に通用しない。

著者は1963年生まれの産経新聞論説委員。63年といえば、間もなく76歳を迎える僕が卒論と格闘していた年だ。車など買えるはずがないと思いつつ運転免許をとった年でもある。

そんな若い?医療・福祉担当記者から、こんな近未来の現実を突きつけられるなんて……。率直に言って買わなければよかった。でもぐっとこらえて読みとおした。

少子高齢社会ー。高齢者のひとりとして、観念ではわかっている。高齢者が増えれば亡くなる人口も増える。生まれる子どもが少なくなれば、全体として日本は縮む。あくまで観念として理解していただけで、具体的な予測数値を示されると愕然とする。

こうした予測に加え「2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ」「2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を圧迫」「2027年 輸血用血液が不足」「2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える」「2035年 未婚大国が誕生」…などと追いかけられると、重苦しくなる。

でも著者は「政治家も国民も人口減少の現実の本質を理解していない」と書く。そして提言する。「拡大路線でやってきた従来の成功体験と訣別し、戦略的に縮むこと」「目指すべきは、人口激減後を見据えたコンパクトで効率的な国への作り替えである」と。

「国難突破」だ「リセット」だと声を張り上げているリーダーも、その下で右往左往している立候補予定者も、見ているのは自分だけ。少しは2020年・東京五輪以後にやってくる日本の深刻な事態を考えようよ。


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# by shimazuku | 2017-10-02 10:26 | 雨読ノート | Trackback | Comments(0)

雨読メモ 09/17 『名刀に挑む』 2017/09/27

きょうの予報は雨。先週末から始めた今年最後(4度目)の草刈りもお休み。

というのも、24日の日曜日、石垣に巣があるのに気付かず、スズメバチに手の甲を刺された。手が腫れて草刈り機を握りにくい。腫れが引き始めると痒い。それやこれやで少し休みたいという願望にかられていた。

          **********

山際淳司の『江夏の21球』を読んだあと、これだけはどうしても読みたいという新書があった。

『名刀に挑む』(松田次泰著・PHP新書・5月刊)

鉄を追いかけていると、どうしても避けて通れないのが和の文化を象徴する日本刀の存在。今も全国に300人ほどいる刀匠たちが、文字通り鎬(しのぎ)を削る苦闘を続けている。



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彼らが例外なく戦っているのは、鎌倉時代の刀匠・正宗である。現代の刀匠たちは正宗を頂点とする当時の刀匠の技量をどうしても越えられない。科学技術が進歩した現在でも、あの時代の日本刀を再現できないという。

本の帯に「誰もできなかった鎌倉時代の名刀再現に成功した刀匠が語る…」とある。これが本当なら江戸時代以降400年余にも及ぶ刀匠の苦労は何だったのか。「まさか」という思いで読んだ。

画家志望だったという著者は、幅広い交流を通してほかの刀匠と同じように頂点を目指し、高松宮賞など刀剣界の数々の栄誉を受けている。でも残念ながら僕は彼の刀を一度も拝見していない(仮に手にしても、鑑定眼がないので出来栄えはわからないだろうけど)。

知り合いの刀匠に尋ねると、「あの人はちょっと変わっている」らしい。でも「すごい刀匠ですよ」とも言う。書いてあることはいちいちもっともだと思う。刀の明るさは玉鋼の炭素量によるとか、焼き入れの方法とか…。むろんわからない記述も多い。

現代刀の制作者にとって最高の栄誉は「正宗賞」である。現役でこの賞を手にした人は数人しかいない。著者である松田さんは、まだ正宗賞に届いていない。


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# by shimazuku | 2017-09-27 09:35 | Trackback | Comments(0)