農業収入ゼロの百姓が気ままに綴る日々
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たたら侍  2017/05/21

 映画「たたら侍」が昨日20日に封切られたようだ。「たたら」と聞けば僕の血が騒ぐ。近いうち映画館へ行かねばなるまい。

 この映画の撮影が始まってから同名の文庫本が出版されたのをご存じだろうか。この本は奇妙な来歴があって、今年1月から朝日新聞に広告として作品が連載された。広告小説というのも変だが、もっと変なのは完結する前に掲載が打ち切られたことだ。掲載最終日に「あとは文庫でお読みください」というお知らせが載った。

 その本(朝日文庫)が近くのコンビニに並べてあった。原作は監督の錦織良成、それをノベライズしたのは松永弘高。映画の封切りまでには読もうと思って買ったが、とうとう果たせず、読みかけのまま枕元に伏せてある。
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 新聞に掲載中から気になっていたことがある。漢字が使えるはずなのに、やたら平仮名が多い。「すぐきえてしまうので、礼すらいえなかったことが心のこりである」といった具合なのだ。時にそれにいらついて肝心のストーリーを追えなくなる。

 まあそれはいいとして、錦織監督とは昨年冬、広島で開かれた島根大学の公開シンポジウムで会った。島大の学長との対談だったと記憶する。楽屋でお茶を飲みながら話した。おもしろそうな監督だなあという印象がある。

 急いで原作を読み終えて、映画館に行こう。

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# by shimazuku | 2017-05-21 08:58 | Trackback | Comments(0)

友を送る 2017/05/14

 後期高齢者ともなると別れは避けがたくなる。12日、40年来の恐るべき友人を送った。前日、奥さんから「家族葬で静かに送ります。もしよろしかったら一目会ってやってください」と連絡をもらった。

 とにかく変人だった。こと原爆に関しては妥協を一切許さなかった。著名な日本画家が、自らの入市体験をもとに描いたとされる作品を詳細に調べ、それらの一部が長崎を含む被爆写真に基づいていることを実証した。

 ある時、苦労して手に入れた広島の被爆前の詳細地図を調べていて、土地所有者が違っていたり、境界が変更されているのに気付いた。むろん、それを知られては困る人たちがいる。そんな人たちの仕業かどうか定かでないが、彼の家が放火された。

 幸いボヤで済んだものの、恐怖にかられてとった対策は離婚だった。家族と離れて長崎へ転居し、そのころ手掛けていた「原爆被災資料総目録」第三集の編集を続けた。ちょうどそのころ、取材で長崎へ行き、彼のもとを訪ねた。広島から呼び寄せた協力者と二人、ステテコ姿で原稿と格闘していた。

 放火事件のほとぼりがさめたころ、再び広島へ戻って家族と暮らし始めた。以後、「ひろしまを読む会」という小さな組織をつくって彼の調査成果を聞いたり、時に飲んだり小旅行をしていた。その間にも彼は第四集「占領期文献編」(1984年刊)を単独で編集していた。

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 そのころ僕は県北の千代田支局にいて、彼を招いて第四集の刊行をささやかに祝った。その第四集は複写による海賊版の横行を防ぐため、本文は薄いブルーのインクで印刷されている。白黒コピーしかなかった当時は有効だったかもしれないが、カラーコピーが登場して、せっかくのアイデアも無駄になった。

 彼の法名は「幻吉」。奇抜なペンネームを使っていた彼が最も気に入っていたのがこれ。おそらく息子さんがお寺と話し合って決めたのだろう。誤解を恐れず書けば「幻吉」は「原爆気違い」の略。

 閻魔様、あの世で彼と再会できるようどうかご忖度ください。


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# by shimazuku | 2017-05-14 12:11 | Trackback | Comments(0)

田植え終了 2017/05/08

 昨日、田植えが終わった。といってもわずか10アール。いつもなら1日で終わるのだが、今年は途中で苗が足りなくなり、7日朝、急きょ農協の育苗センターへ買いに走った。田植え機を田んぼの端に置いたままだから、みっともないことこの上ない。

 田植え機で植えると、どうしても植え残しが出たり植え付けミスがあるから、補植が必要になる。きょうは夫婦で泥田に入って補植した。あすは雨らしいから、どうしても今日中に済まさねばならない。

 かくて我が家の農繁期は終わった。少しのんびりしたいー。というほどの百姓でもないのに、やはり田植えが終わるとほっとする。

 話変わって我が家のツバメ。一番先に戻ってきた夫婦は、住みかをちょっと補修しただけで、すぐに卵を抱き始めた。そして今朝、卵の殻が落ちていた。つまり雛が誕生したのだ。これからにぎやかになる。

 実は、あとから巣作りを始めたもう一組は、せっかく卵を産んだのに、昨日、住まいが卵4個もろとも地上に落ちてしまった。また巣作りからやり直しだ。直立する柱につくった巣は、引っ掛かりがないので乾燥すると壊れやすい。その心配が現実になった。

 そしてさらにもう一組が車の真上の梁に巣作りを始めた。これはフン害で困るので追い払っている。でも彼らもこうと決めたらしぶとい。壊しても壊しても泥を運んでくる。泥が車の屋根を汚すことおびただしい。人間とツバメのいたちごっこが、もう10日あまり続いている。

 <僕の理解不足から、新しいバージョンではうまく写真がアップできません。どなたか助けてくだされ>

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# by shimazuku | 2017-05-08 14:14 | Trackback | Comments(3)

雨読メモ 05/17 『闇の歯車』 2017/04/26


 朝から冷たい雨が降っている。きのうまで、連休後半に田植えをするため、水を張った田んぼで泥と格闘。水が少ないと土の塊が残るので不可、水が多すぎると泥になっているかどうか目で確認できないためこれまた不可。

 傍目には泥田の中をトラクターでただ走り回っているように見えて、ちょうどよい水加減もけっこう難しい。

 でもきょうは寒気がするのでお休み。昨夜まで読んだ本について書き留める。

『闇の歯車』(藤沢周平著・講談社文庫・2016/12新装版21刷)

 今年は藤沢周平の没後20年ということで、書店の文庫コーナーでも「没後20年・文庫フェア」と銘打って、旧作ながらポップつき、平積みの破格の扱いが目に付く。

 MOOKと言う聞き慣れない言葉に戸惑っていたら、なんのことはないmagazinebookの合成語らしい。文芸春秋が『藤沢周平のこころ』と題したムック本を出している。これには藤沢の直木賞受賞作『暗殺の年輪』全文をはじめ『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』『日暮れ竹河岸』『三屋清左衛門残日録』のよく知られた短編も一部再録してある。

 藤沢ファンのひとりとして懐かしく読んだ。そしてついでに「新装版」という文字につられて買ったのがこの本。何が新装なのかよく分からないが、530円プラス税のエコノミーな誘惑に屈した。d0165740_18595055.jpg



 ミステリーに藤沢流の味付けをした作品とでも言うのか。小さな居酒屋の常連客4人と彼らを押し込み強盗に誘う島帰りの男・伊兵衛。押し込みは成功したものの…。

 博打で職人の仕事を捨てた左之助、藩を抜け労咳の妻と人目をはばかって暮らす浪人・伊黒清十郎、30年の所払いを終え娘夫婦を頼って江戸に戻った老人・弥十、結婚を控えながら馴染みの女との関係を断ち切れない老舗の跡取り息子。

 4人はそれぞれお金を渇望する事情を抱えている。それを知ったうえで伊兵衛は一人100両の約束で彼らを抱き込む。深夜ではなく店の閉店時間を狙った巧みな押し込み。誰一人傷つけることなく650両を強奪し、一味は2か月後に100両を受け取る約束で普段の生活に戻る。

 犯行の見込み違いはただ1点、外出していた女中が店に戻り、逃走直前の伊兵衛と左之助の顔を見てしまった。その女中は、左之助と同居していた長屋から忽然と姿を消した女だった。

 奉行所は目撃者の女中をおとりに有力容疑者・伊兵衛を尾行し、ついに取り押える。彼女を気遣って監視していた左之助に間一髪で助けられた女中は、伊兵衛を犯人と名指ししたが、左之助については「この人ではない」と証言する。

 犯行後、共犯者4人のうち浪人・伊黒は藩が差し向けた追っ手と刺し違えて死亡、老舗の跡取りは馴染みの女に殺害され、娘夫婦と暮らす老人・弥十は卒中で半身不随に。ただ一人無傷だった左之助だけがもう一人の女と普段の暮らしに戻る。

 やはり藤沢作品は再読しても再再読しても味わい深い。かの「文春ムック」で宮部みゆきは「藤沢さんはミステリー作家としても超一流」と評している。

 余談ながらこの秋、鶴岡市で同窓会を開く計画が動き出している。もう50年ほど前、東北一周の途中、クラスメイトのA君を訪ねて以来の鶴岡ゆき。藤沢の代表作『蝉しぐれ』で、藩主の側室となった幼馴染「ふく」と主人公が温泉宿で密会するくだりは、A君が住む湯野浜温泉が舞台とされている。・・・などと書き始めたら際限がない。


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# by shimazuku | 2017-04-26 22:38 | 雨読ノート | Trackback | Comments(0)

タンポポ戦争?? 2017/04/17

 僕の頭はいま混乱している。パニックというほど大げさではないものの、収拾がつかなくなっている。

 大したことではないかもしれない。たかがタンポポをめぐる誤解なのだから。

 いつからそう認識するようになったか、はっきりしない。在来のタンポポは白い花、外来種は黄色だと思い込んでいた。しかも白花の在来種が徐々に外来種に駆逐されていると-。
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 だから、もう4、5年前から、休耕田や作業道の草刈りをするとき、黄色い花に負けないよう白い花だけは刈り残して「保護」してきた。その甲斐あってか白い花が着実に増えてきたように思う。

 僕はどこかの総理や防衛大臣のように教育勅語に執着するほど時代錯誤の愛国者ではない。でも白い花の在来種が広がることに一種の満足感を味わう程度の愛国者ではある。昨日も、草を刈りながら「黄色に負けるな」と白花を励ましてやったばかりだ。

 ところが、よく見ると白花と黄花が一緒に咲いているところもけっこうある。これ、戦争でなく平和共存なのか?
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 昨夜、気になってパソコンで「タンポポ」「タンポポ戦争」を検索してみた。まず、白花と黄花による在来と外来の単純な識別はどうも間違っているらしいと分かった。つまり在来種にも黄花は珍しくない。しかも弱肉強食の「戦争」で決着がつくような問題ではなさそうだと知った。

 というのは、在来と外来の蒲公英(タンポポ)が交雑しているらしいのだ。戦勝国が支配国にハーフの子供を残すのはよくあることだが、タンポポの世界で、在来種と外来種は子孫を残す方法や生育条件が異なるらしい。それでも交雑種が根をおろしているというから、植物の世界は複雑怪奇である。

 この問題、僕の理解力を超えている。どなたか教えてください。
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# by shimazuku | 2017-04-17 11:22 | Trackback | Comments(2)